ケイトリン・クラーク

2027年春の開業まで半年足らず、7800万ドルの新拠点がフィーバーに迫る覚悟

 

インディアナ・フィーバーは、新設するIndiana Fever Sports Performance Centerの新しい完成予想図を公式Instagramで公開しました。投稿のキャプションには「108,000平方フィートの世界クラスのスポーツパフォーマンスセンターに新たに加わるもの」と添えられ、完成時期は2027年春と明記されています。Athlon Sports(Yahoo Sports掲載)によると、公開はケイトリン・クラークの4年目のシーズンを前にしたタイミングです。

7800万ドルと108,000平方フィートが描く新拠点の全体像

施設の建設費は7800万ドル、規模は3階建てで延べ面積108,000平方フィートです。インディアナポリス中心部のマリオン郡刑務所跡地に建てられ、ゲインブリッジ・フィールドハウスとはスカイウォークで結ばれます。2025年1月に計画を発表したのはペイサーズ・スポーツ&エンターテインメントで、着工は2025年夏でした。

FOX59によると、中身は採光の良い2面の練習コート、ストレングス&コンディショニングの設備、スポーツ医学・リハビリのエリアです。回復施設にはハイドロセラピープール、遠赤外線サウナ、赤色光療法が入ります。さらにシェフ監修の栄養プログラム、選手が集う「The Hub」、ポッドキャストルーム、サロン、育児スペースまで備えます。練習場というより、選手の生活を丸ごと支える拠点です。

球団社長のケリー・クラウスコフは完成予想図の公開時に「これは女子スポーツの新しい基準になります」と語りました。アリーヤ・ボストンは「来シーズン、このビルを私たちの家にするのが待ちきれません」と述べました。

先行3球団との比較と、いまのフィーバーが抱える空白

WRTVによると、計画の発表当時、WNBAの専用練習施設はラスベガス・エーシズの2023年、シアトル・ストームとフェニックス・マーキュリーの2024年に続く4例目でした。フィーバーはこの流れに、7800万ドルという規模で加わります。

一方で、チームの足元は揺れています。ESPNによると、今季のフィーバーは28勝16敗で第6シードに入り、3季連続の第6シードとなりましたが、プレーオフ1回戦でエーシズに敗れました。クラウスコフは社長職を退き、アンバー・コックスは解任され、ESPNによるとフィーバーは現在、社長もGMもいません。ケルシー・ミッチェルは自己最高の平均24.7得点でリーグ2位に入りましたが、チームは勝ち上がれませんでした。

ESPNによると、フィーバーはブレイザーズのスカウティングマネージャーだったシェリ・サムをアシスタントGMに迎え入れました。サムは2022年からブレイザーズで大学とプロの選手の評価を担当し、現役時代はWNBAで10年間プレーして2004年のシアトルと2008年のデトロイトで優勝を経験しています。球団はスカウティングとアナリティクスへの投資を進めています。

施設が完成する2027年春までに、フィーバーが示すべきもの

新施設は設備の優位性をもたらしますが、選手を引き留める力はフロントの安定から生まれます。ミッチェル、ボストン、クラークという中心選手を抱えるフィーバーにとって、2027年春までにGMと社長を決め、編成の方針を明確にすることが施設の価値を決めます。サムの獲得はその第一歩です。7800万ドルの建物を勝てるチームの本拠地に変えられるかどうかは、これから半年のフロント再建で決まります。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/indiana-fever-announcement-caitlin-clark-001355096.html

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