前半2点から後半28点、ウィリアムズの覚醒がバルキリーズを初優勝へ運んだ第7戦

 

ゴールデンステート・バルキリーズが、WNBAファイナル第7戦でアトランタ・ドリームを68-63で破り、球団史上初の優勝を決めました。創設2年目での戴冠です。ファイナルMVPに選ばれたウィリアムズは30得点を挙げ、そのうち28点を後半に集めました。Yahoo Sportsによると、ハロウィンの夜に行われた最終戦で、バルキリーズは本拠地で勝ち切りました。

前半2点だったウィリアムズが、後半だけで28点を奪った

ウィリアムズの第7戦は、前半と後半でまったく別の顔を見せました。38分間の出場でフィールドゴール23本中10本、3ポイント8本中4本、フリースロー6本すべてを沈めて30得点です。さらに3リバウンド、2アシスト、2スティール、4ブロックを記録しました。前半はわずか2点にとどまり、ドリームが6点をリードして折り返しています。

シリーズは最初の4試合を2勝2敗で分け合い、第5戦をバルキリーズが制して3勝2敗と先行しました。第6戦はドリームが取り、勝負は最終戦にもつれ込みました。ファイナルが最終戦まで持ち込まれたのは今回で14度目です。Yahoo Sportsによると、直前の11回はいずれもホームチームがシリーズを制しており、バルキリーズの本拠地での勝利はこの流れを踏襲しました。

前半の2点という数字は、後半の28点をより際立たせます。流れが相手に傾いた試合で、得点源として試合を引き寄せたのがウィリアムズでした。4ブロックが示すとおり、攻守の両面で後半のコートを支配しています。

リースの12リバウンドと、16戦で止まった3ポイント無敗

敗れたドリームでは、リースが8得点12リバウンド2ブロックを記録しました。このシリーズで積み上げたリバウンドは合計90本で、WNBAファイナル記録です。一方で得点は、第2クォーター序盤の3ポイントで5点とした後、残り29分間はわずか3点でした。

今季のドリームは、リースが3ポイントを決めた試合で16戦無敗でした。第7戦でもリースは3ポイントを沈めましたが、チームは敗れ、この記録は16で止まりました。Yahoo Sportsによると、ドリームが3勝したゲームでのリースは平均22得点14リバウンド4アシストです。敗れた試合では平均9.3得点12リバウンド2.3アシストにとどまり、フィールドゴールは38本中12本でした。勝敗の分かれ目は、リバウンドの数ではなく得点の出方にあったことを数字が語っています。

リースは今オフのトレードでドリームに加わり、シカゴで過ごした最初の2シーズンはプレーオフに届きませんでした。移籍1年目でファイナルの第7戦まで到達したことになります。試合後、リースは「I’m really proud of the year I had(今年の自分をとても誇りに思う)」と語り、「We’ll be back(私たちは戻ってくる)」と誓いました。

創設2年目の頂点が示すもの

バルキリーズは創設からわずか2年で、リーグの頂点に立ちました。第6戦を落とした直後の最終戦で、エースが前半2点から立て直し、後半に28点を奪って優勝を決めた事実は、この球団の芯の強さを物語っています。

ドリームはリースを軸に、移籍1年目でファイナルの最終戦まで進みました。両チームがこの7試合で見せた競争力は、来季以降のリーグの勢力図を塗り替える材料になります。ウィリアムズのMVPと4ブロックは、バルキリーズの強みが攻撃だけでなく守備にもあることを裏づけました。2026年のファイナルは、創設2年目のチームが最終戦の後半で勝負を決めた大会として記憶されます。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/valkyries-secure-1st-ever-wnba-032432686.html

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