シクサーズが、ピストンズを112対106で破って8勝1敗としました。ESPNによると、この勝利は唯一の黒星の雪辱でもあります。ところがレブロンは、好調なスタートを問われて「11月4日の時点でファイナルの話をするのは早すぎる」と語りました。快進撃の渦中にいる本人が、最も冷静です。
13点10リバウンド8アシストと、ブラウンの30点
レブロンはこの試合で13得点、10リバウンド、8アシストを記録しました。得点を取りにいく夜ではなく、ゲームをつなぐ役割に徹した数字です。得点面ではジェイレン・ブラウンがシーズンハイの30得点を挙げ、ジョエル・エンビードが26得点15リバウンドで続きました。
勝負どころで光ったのは、ブラウンの守備です。ケイド・カニングハムのシュートを止めるブロックで、勝利を守りました。シクサーズはこれで開幕からの遠征4連勝です。ESPNによると、ロードでの4勝0敗スタートは2000-01シーズン以来で、過去50シーズンでは5度目にあたります。
一方で、タイリース・マキシーは試合終盤にダブルチームを割ろうとして右手の小指を痛めました。試合後、小指は腫れていましたが、マキシー本人は「大丈夫だ」と話し、去年からこの状態だと説明しています。アデム・ボナは第4Qに首を痛めて退きました。ニック・ナース監督によると、様子は問題なさそうで、正式な状況は木曜日に発表されます。
この試合を含め、シクサーズは今季ここまで遠征で4戦全勝です。ホームの声援に頼らず勝ち続けていることが、8勝1敗という記録の質を高めています。
7勝1敗スタートはいつもファイナルに通じてきた
レブロンの発言が重く響くのは、過去の経験があるからです。ESPNの表によると、レブロンのチームが7勝1敗で滑り出したシーズンは、2011-12のヒート、2015-16と2016-17のキャバリアーズ、2019-20のレイカーズの4度あります。4シーズンすべてがファイナルに進み、3度は優勝しました。
レブロンは「長い先のことを何も読み取るつもりはない。まだ序盤だから」とも述べています。さらに「先は長い」と語りました。ナース監督も同じ見方で、先を見すぎないと強調しています。
数字が自分に追い風だと分かっていても、先走らない。この姿勢は、41歳のシーズンを迎えたレブロンが長いキャリアで身につけた型です。優勝経験の豊富な選手ほど、11月の貯金に意味を持たせません。
慎重な言葉の裏にある本気の手応え
ESPNによると、今回の勝利は開幕から続く8勝1敗の流れの中で、唯一の敗戦を喫した相手に勝った試合です。同じ相手にやり返す試合は、チームの修正力が最も問われます。ブラウンが勝負どころでブロックを決めた事実は、攻撃だけでなく守備でも勝ち切れる形ができていることを示します。
さらに、レブロンが13得点という控えめな数字でも10リバウンド8アシストをそろえた点は見逃せません。得点を他の二人に任せ、自分は全体の流れを整える。この役割分担が、シクサーズの序盤戦の安定感を生んでいます。
慎重な発言だからといって、手応えがないわけではありません。ブラウンの得点力、エンビードの支配力、レブロンのつなぎ役という三本柱が、同じ夜に別々の形で機能しました。唯一の敗戦を同じ相手に返したという事実は、チームが負けから学べる証拠です。
シクサーズは、レブロンの慎重さと実績のある三本柱を併せ持つチームです。ファイナルを口にしないレブロンの姿勢こそ、シクサーズが最も強い状態にある証拠です。
引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50385564/lebron-says-too-early-talking-finals-8-1-start

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