ウォーリアーズは残り3分47秒で12点をリードしながら、グリズリーズに17-0のランを浴びて108-111で逆転負けしました。開幕から2連敗となり、ホームでの一戦を落とした痛手は小さくありません。
崩壊の経緯、80秒の4連続ミス
ESPNによると、デアンソニー・メルトンがコーナー3を決めて12点差とした場面がウォーリアーズの最後のリードでした。直後にステフィン・カリーがジェイレン・ウェルズに3ポイントシュートの最中にファウルをし、グリズリーズが一気に4点を返します。そこからカリー、ドレイモンド・グリーン、ヤクセル・レンデボーグ、ブランディン・ポジエムスキーの4人が80秒間で立て続けにシュートを外しました。
残り1分24秒にタイ・ジェロームがコーナー3を決めて1点差に迫り、残り54.7秒にウェルズがフリースローで同点にします。カム・ブーザーが残り約35秒でミドルレンジの9フィートを決めて勝ち越しました。最後はグリーンがハーフコート付近でイリーガルスクリーンを取られ、スティーブ・カーHCがその判定に抗議してテクニカルファウルを受けます。グリズリーズは3本のフリースローをすべて沈め、17-0が完成しました。
17-0という数字の重み
ESPNリサーチによると、17-0はカー体制で相手に許した第4Qのランとして歴代2番目の長さです。最長は2018年のロケッツが記録した21-0です。カー体制の長い歴史の中でも2番目に大きい崩れ方で、この敗戦の異常さを物語っています。
一方のグリズリーズでは、ブーザーが25得点13リバウンド6アシストを記録しました。NBA2試合目の新人が、アウェーの試合で勝ち越しのショットを沈めた事実は、グリズリーズの将来にとって大きな意味を持ちます。ESPNによると、ジェロームは2試合で73得点を挙げてリーグの得点トップに立っています。ブーザーとジェロームの二人が勝負どころで結果を出したことが、17-0という数字を生みました。ウォーリアーズの失速とグリズリーズの勝負強さが、4分足らずの間に交差した試合です。
カーHCは敗因について「8つの異なることが起きなければならなかった」と述べ、「まるで雪崩だった」と語りました。審判への不満も隠さず「今夜はイリーガルスクリーンを6回は取られた」と話しています。カリーは「ほとんどすべてがうまくいかなかった」と振り返り、「今夜のような敗戦は、より深く心に刺さる」と語りました。
グリズリーズ側から見れば、リードされた展開でも崩れなかったことが勝因です。12点差を追う立場から、ジェロームのコーナー3、ウェルズのフリースロー、ブーザーの9フィートのジャンパー、そして最後の3本のフリースローと、一つずつ確実に得点を積み上げました。派手なプレーに頼らず、確実に点を取り続けた終盤の戦い方が評価に値します。
欠場者を抱えた中での2連敗
ウォーリアーズはジミー・バトラーとモーゼス・ムーディーが欠場しており、本来の戦力ではありません。カリーはフェニックスでの次戦について、おそらく出場しないと語りました。ポジエムスキーは腰の張りで欠場します。主力が戻らない間に勝ちを拾えなければ、シーズン序盤の2敗がプレーオフ争いの重荷になります。ウォーリアーズはこの試合の前にレイカーズに開幕戦で敗れており、ホームでの初戦を落とした重みは小さくありません。
それでも、12点リードを守れなかった責任は負傷者だけにあるわけではありません。カーHCが「試合を締められなかった」と認めたとおり、問題は戦力の薄さに加えて、勝ちきる遂行力にあります。80秒間に4人が連続でシュートを外した事実は、終盤のオフェンスの設計に課題があることを示しており、ウォーリアーズはそこを見直さない限り、同じ形で勝ち星を落とし続けます。

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