WNBAは日本時間10月25日未明、2026年のAll-WNBA第1・第2チームを発表しました。第1チームにはエイジャ・ウィルソン、ブレアナ・ステュワート、ケイトリン・クラーク、ケルシー・ミッチェル、オリビア・マイルズの5人が入り、ベテランと若手が並ぶ顔ぶれになりました。
得点上位が第1チームを占めた2026年
ESPNによると、第1チームのうちウィルソン、ミッチェル、クラークの3人は、リーグの平均得点ランキングで1位から3位を占めました。ステュワートは7位、マイルズは8位です。ミッチェルはシーズン最多得点のWNBA記録を樹立しましたが、レギュラーシーズンの出場試合数はウィルソンより3試合多い数字でした。
ウィルソンは今季のMVPで、第1チーム入りは6度目です。リバウンドは平均でリーグ5位でした。ステュワートは元MVP(2度受賞)で、7度目の選出です。クラークはアシスト王に輝き、ミッチェルとともに第1チームは2度目になります。ルーキー・オブ・ザ・イヤーのマイルズは1年目での選出で、アシストはリーグ7位でした。
第2チームに並んだ初選出と2人のガード
第2チームには、ドリームのアンジェル・リースとライン・ハワードが揃って初選出されました。リースはリーグ最多のリバウンドを記録し、平均ダブルダブルを達成した2人のうちの1人です。ワシントン・ミスティックスのシャキーラ・オースティンも初選出で、リバウンドはリーグ4位でした。
オースティンの今季は平均17.0点、9.5リバウンド、2.6アシスト、1.2ブロックです。オールスターには選ばれませんでしたが、All-WNBAディフェンス第1チームと今回の第2チームを手にしました。ミスティックスからのAll-WNBA選出は、2021年のティナ・チャールズ以来です。
ガードのジャッキー・ヤング(エーシズ)は3度目、ペイジ・ベッカーズ(ウィングス)は2度目の第2チーム入りです。ベッカーズは平均得点でリーグ5位、ヤングは10位で、アシストは順位が入れ替わってヤングが5位、ベッカーズが8位でした。
世代交代の流れは止まりません
今回の発表で目を引くのは、10人のうち初選出が4人を占めたことです。マイルズ、リース、ハワード、オースティンの4人が初めてAll-WNBAに名を連ねました。第1チームはウィルソンとステュワートの6度目・7度目の選出者に、クラーク、ミッチェル、マイルズが並ぶ構成です。ESPNがこの結果を「若返り」と表現したとおり、リーグの主役はすでに入れ替わりの途中にあります。
ウィルソンはMVPと第1チームの両方を手にし、5度目のMVPという数字でリーグの頂点に立つ立場を証明しました。ステュワートも7度目の選出で、2人のベテランが若い3人に挟まれる形でも第1チームの軸であり続けています。
チームの視点で見ると、評価の明暗がはっきり分かれました。クラークとミッチェルのフィーバー勢は、攻撃力ではリーグ最高水準にいながら、シーズンは1回戦敗退で終わり、球団はGMを解任しました。個人の評価は最高でも、チームの結果が追いつかなかったことが、来季のフィーバーの最大の課題です。一方、リースとハワードのドリームは、ファイナルでヴァルキリーズと2勝2敗のタイに持ち込んでいます。第2チームの2人が引っ張るチームが頂点を争っている事実は、個人賞と勝利が結びつく好例です。
ベッカーズ、リース、マイルズが第1・第2チームに食い込んだ今、All-WNBAの顔ぶれは来季も入れ替わり続けます。その中心に立つのは、第1チームの座を守るウィルソンとステュワートが、若い世代とどう渡り合うかです。2人の存在感が薄れない限り、世代交代はベテランとの競争を通じて進みます。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





