エンジェル・リース

『You not like that』——リースとチャールズ、ファイナル第4戦に走った火花の伏線

 

ドリームのリースとヴァルキリーズのカイラ・チャールズが、WNBAファイナル第4戦の第3クォーターに言葉を交わしました。2人はメリーランド大学と、AAUのチーム・テイクオーバーで同じ時間を過ごした間柄です。試合はヴァルキリーズが67-62で勝ち、シリーズは2勝2敗のタイになりました。

火花が散った第3クォーター残り7分39秒

Yahoo Sportsによると、第3クォーター残り7分39秒にチャールズがシューティングファウルを取られ、ジョーディン・カナダにフリースローが与えられました。このときチャールズはリースを小突き、手を2度つかみました。リースは手を振り払い、2人は言葉を交わしながらそれぞれのベンチへ向かいました。中継カメラは、コートを去るリースの「You not like that」という一言を捉えました。

リースはこの夜、12本中2本のシュートで8得点、9リバウンド、3アシスト、1スティール、3ブロックでした。最初の得点は第2クォーター残り6分15秒、ライン・ハワードのアシストから決めた6フィート(約1.8メートル)のフックシュートです。第2戦と第3戦の2試合では合計51得点、28リバウンドを記録していたため、この夜の2本12は落差の大きい数字でした。

試合後のリースは「たくさんのシュートを急いでしまった。落ち着いてリング周りで決めきれなかった」と語り、「そういうこともある」と続けました。

ヴァルキリーズは67-62で逃げ切り、ファイナルを振り出しに戻しました。リースの不発とチャールズの守備が、この1勝の輪郭を決めました。

メリーランドとチーム・テイクオーバーでつながる2人

チャールズは28歳、リースは24歳です。2人はメリーランド大学のOGとして同じ系譜にありますが、チャールズが卒業した直後にリースが入学したため、大学のコートで同じ試合に出ることはありませんでした。リースは2022年にLSUへ移っています。それでもAAUのチーム・テイクオーバーでは、メリーランドを拠点に2人が同じユニフォームを着ました。

同じ地元のクラブで育った先輩と後輩が、WNBAファイナルの舞台で小突き合い、言葉を交わしたことになります。接点が深いほど、互いの癖も弱点も知り尽くしています。この夜の接触は、そうした距離の近さが生んだ衝突です。年齢差は4歳で、AAU時代を知る者同士の再会が、ファイナルの第3クォーターに訪れました。

ヴァルキリーズのナカセHCは、この試合でチャールズとティファニー・ヘイズを先発に起用しました。チャールズの役目は、ドリームの得点源であるリースにリズムを作らせないことでした。結果としてリースは12本中10本を外し、第2戦と第3戦で見せた支配力は影を潜めました。

第5戦はチェイス・センターで決着へ

シリーズは2勝2敗で、第5戦はヴァルキリーズの本拠地チェイス・センターで行われます。第3戦までのリースは、ファイナルで3度のダブルダブルを積み上げてきた中心選手です。第4戦の2本12は、その流れが1試合で止まったことを示しています。

第4戦の火花は、第5戦のマッチアップを一段と熱くします。チャールズは体を張ってリースに当たり続け、リースは「急ぎすぎた」自分のシュートを修正します。リースが落ち着いてリング周りで決められるかどうかが、第5戦の流れを左右します。この2人のマッチアップが、優勝の行方を決める最大の焦点です。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/wnba-broadcaster-discloses-angel-reese-013440577.html

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