ヤクセル・レンデボーグが11月1日(日本時間2日)のクリッパーズ戦で37点を挙げ、ウォリアーズを124対112の勝利に導きました。ESPNによると、37点はウォリアーズの新人としてはステフィン・カリーが2010年に記録して以来の最多です。シュートは19本中13本を決め、3Pは6本成功させています。NBA7試合目での記録でした。ウォリアーズは開幕3連敗から4連勝となり、4勝3敗です。
40点を意識した3本の3P
ESPNによると、終盤にチームメイトのデアンソニー・メルトンとウィル・リチャードが、レンデボーグに40点まであと3点だと声をかけました。レンデボーグはそこから3Pを3本続けて外し、クリッパーズに点差を8点まで詰められています。スティーブ・カーHCはタイムアウトを取り、レンデボーグをベンチに下げました。
レンデボーグは試合後、「あの場面でピアプレッシャーに負けたのは僕のミスです」と語りました。続けて「僕はこれまでスタッツを追いかけたことは一度もありません」とも述べています。37点を取った夜に、反省の言葉を最初に口にする新人は珍しい存在です。
ESPNによると、カーHCの判断で試合は落ち着きを取り戻しました。クリッパーズが8点差まで迫った場面でも、ウォリアーズは崩れませんでした。カーは試合後、クリッパーズの反撃について「ほぼ毎晩、25点のリードがひっくり返っています」と語っています。ウォリアーズ自身が前日に25点差を逆転した直後だっただけに、リードを守る重みを知るチームの言葉です。
数字が示す異例のスタート
今季のレンデボーグの得点は、26点、26点、31点、37点と推移しています。平均は22.7点、7.3リバウンド、3.7アシストです。デビューから2週間で30点以上を2度記録しましたが、大学の112試合で30点に届いたのは1度しかありません。
経歴も異例です。短大で3年間プレーし、UABで2シーズン、ミシガンで1シーズンを過ごしました。UABでの平均は13.8点と17.7点、ミシガンでは15.1点です。ミシガンでは全米優勝を果たしたチームの一員でしたが、3Pは1試合4.5本の試投で成功率37%でした。大学時代の数字だけを見れば、NBAで3P6本を決める選手とは言えませんでした。
ウォリアーズは、昨年1月にジミー・バトラーが前十字靭帯を断裂して以来、カリーの隣に立つ2人目の得点源を探していました。この夜はカリーとドレイモンド・グリーンが休養しており、レンデボーグが得点の中心に立ちました。本人は「ステフがいない時は、僕がリーダーになり、チームの顔になるチャンスです」と述べています。
レンデボーグは、カリー以来となる新人最多の37点を、わずか7試合目で記録しました。開幕から3連敗したチームは、この新人の台頭と同時に4連勝へ転じています。数字の因果を一つに絞ることはできませんが、連勝の起点に彼の得点があるのは事実です。
カーが見た新人の現在地
カーHCは「いいシューターだとは分かっていました。ただ、今夜見た内容までは予想していませんでした」と語りました。さらに「彼はまだNBAの試合を分かっていないのに、これだけのプレーをしています」と述べ、「すべてが変わります」と続けています。
カーが言う「すべてが変わる」は、カリーの負担が軽くなることを指します。カリーが出られない夜にも、ペリメーターから6本の3Pを決められる選手がいれば、相手の守備は崩れます。ウォリアーズはバトラー離脱後の課題だった2人目の得点源を、新人から得ました。
37点を取りながらスタッツを追った自分を戒める姿勢は、チームにとって数字以上の財産です。レンデボーグは新人王争いに名乗りを上げました。

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