エンジェル・リース

「また王者になれる」——第7戦に8点で沈んだリースが、敗戦の直後に残した言葉

 

アトランタ・ドリームのエンジェル・リースは、WNBAファイナル第7戦でゴールデンステート・ヴァルキリーズに63対68で敗れた直後、「今日勝てなかったからといって、将来チャンピオンになれないわけではありません」と語りました。サンフランシスコのチェイス・センターで迎えた最終戦で、リースは3本成功の7本中8点にとどまりました。それでも口にしたのは悔しさだけではなく、チームへの誇りと来季への宣言でした。

第7戦の数字とリースが語ったこと

ESPNによると、リースは今季のドリームを「これまで経験した中で最も楽しいグループ」「最も競争心の強いチーム」と表現しました。自身のシーズンについても「本当に誇りに思っています」と述べ、チームメートには「みんなが大好きです」と語りました。

第7戦でドリームの最多得点はジョーディン・カナダの18点(5アシスト)でした。アリーシャ・グレイは16本中5本成功で16点、ライン・ハワードは14本中3本成功の6点で、3ポイントは7本すべて外しました。ヴァルキリーズのギャビー・ウィリアムズが30点を挙げたのに対し、ドリームは得点源が最後まで噛み合いませんでした。

カール・スメスコHCは試合後、アイソレーション中心の攻撃が最大の弱点だったと認め、この試合には「空費した攻撃が多すぎた」と述べました。

7試合で見えた攻撃の落差

ESPNによると、ドリームのファイナルでの得点は、敗れた4試合が64点、62点、55点、63点で、平均は61.0点です。フィールドゴール成功率は第1戦と第4戦が33%、第5戦が29%、第7戦が38%でした。一方、勝った第2戦は79点、第3戦は97点(成功率49%)、第6戦は80点(同44%)です。レギュラーシーズンの平均得点91.3に対し、敗れた4試合は平均で約30点も下回りました。勝った3試合の平均は85.3点で、勝敗を分けた得点差は24.3点にのぼります。

リースにとってこの舞台は特別でした。2024年にシカゴ・スカイへ入団して2シーズンを過ごし、今年4月にアトランタへ移籍しました。プロ3年目で初めて立ったプレーオフが、そのままファイナル第7戦まで続きました。ドリームのファイナル進出は4度目で、過去の2010年、2011年、2013年はいずれもスイープで敗れています。第7戦までもつれ込んだのは球団史上初です。

リースが「戻ってくる」と言い切れる理由

リースは来季について、スメスコと彼の育成、彼のシステムのもとでもう1年を過ごすのが「本当に楽しみです」と語り、ドリームは「戻ってきます」とファンへの感謝とともに言い切りました。この言葉には裏付けがあります。ESPNによると、現在のスターターは全員が来季の契約を結んでいます。スメスコは球団での2年目を終えたばかりで、ホームの試合は来季から全試合をステート・ファーム・アリーナで開催します。2021年から使ってきたゲートウェイ・センター・アリーナを離れ、今年のプレーオフ本拠地戦をすべて行った会場に腰を据えます。

課題は明白です。ファイナルで敗れた4試合の平均は61.0点にとどまりました。スメスコ自身がアイソレーション中心の攻撃を弱点に挙げている以上、ボールを動かして得点の質を上げる作業が来季の最優先事項です。メンバーが固まっているドリームは、その修正に時間を使えます。リースの言葉どおり、ドリームは来季もファイナルに戻ってきます。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/50344895/angel-reese-proud-dream-breakthrough-wnba-finals-loss

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