WNBAのトレード期限が現地時間8月2日(日)に迫るなかで、今季最大級の名前が動きそうです。ロサンゼルス・スパークスが、平均23.9得点を挙げるオールスターガードのケルシー・プラムを期限までに放出する可能性が高い、とロサンゼルス・タイムズのマリサ・インゲミが報じました。優勝を狙う球団にとって、これほど分かりやすい即戦力は今の市場に他にありません。第一印象を正直に書くなら、「ついに来たか」です。
複数球団から電話、平均23.9得点6.4アシストという現在地
インゲミは複数のリーグ関係者の話として、スパークスが日曜の期限までにプラムを放出する「可能性が最も高い」と伝えています。「複数のWNBA球団から電話が来ており、彼女を動かす方針だ」という一文が、球団の姿勢をはっきり示しました。
数字を見れば需要の理由は明白です。プラムは今季、平均23.9得点6.4アシストを記録しており、リーグでも最上位クラスの生産力です。5度のオールスター選出という実績もあります。現在は脚の負傷で戦列を離れていますが、戻ってくればすぐに一枚看板になれる得点源です。
契約面も動きやすさを後押ししています。プラムが今オフに結んだのは1年99万9999ドルの単年契約で、来季以降の重い縛りが受け入れ側に発生しません。つまり獲得する側は「今季の勝負」と「フリーエージェントでの再契約交渉権」の両方を、比較的軽いリスクで手に入れられる構図になっています。
2025年の大型トレードから2年、変わったスパークスの立ち位置
プラムは2025年シーズン前の大型トレードでラスベガスからスパークスに加わりました。あのときは「西海岸の大都市にリーグ屈指の得点ガードが来た」という期待の物語でした。それが2年目の夏には売り手側の主役になっているのですから、この2年でスパークスの立ち位置がはっきり変わったということです。
単年契約という形そのものが、実は伏線だったのかもしれません。長期契約を結ばなかった時点で、球団と選手の双方が「この夏にもう一度判断する」余地を残していたとも読めます。期限直前に複数球団から電話が集まる状況は、スパークスにとって保有資産を最大値で現金化できる最後のチャンスでもあります。
最有力はヴァルキリーズか、マーキュリーとミスティックスも候補
移籍先として最も名前が挙がっているのはゴールデンステート・ヴァルキリーズです。CBSスポーツのジャック・マロニーは、ヴァルキリーズに平均15得点を超える選手が1人もいないこと、オフェンシブレーティングが8位の107.7、トゥルーシューティングが13位の53.9%であることを指摘しています。得点力の欠落がそのまま数字に出ている球団に、リーグ屈指のスコアラーを差し込む——確かに噛み合う話です。
加えてフェニックス・マーキュリーとワシントン・ミスティックスも候補として挙がっています。個人的に興味深いのはヴァルキリーズの立場です。プラムの獲得は今季の順位を押し上げる補強であると同時に、来オフのフリーエージェント市場に向けた「先行投資」にもなります。負傷明けの選手に高い対価を払うのは怖い判断ですが、再契約まで見据えるなら十分に合理的です。
本番はここからの数日、期限は日本時間8月3日未明
トレード期限は現地時間8月2日(日)、日本時間では8月3日の未明に締まります。プラムが動いた場合、それ単発では終わらないはずです。ガードを放出する側と受け取る側の連鎖で、他球団のロスターも一気に組み替わる可能性があります。残り数日は、各球団の公式発表とリーグ記録を追いかける価値のある期間です。動きがあれば、当ブログでも続報をお届けします。
引用:https://thespun.com/wnba/report-wnba-star-kelsey-plum-is-likely-getting-traded-soon

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