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オグウミケの警告とNBA・WNBAの賭け規制、2027年シーズンに動き出す三つの市場

 

引退したネカ・オグウミケが、予測市場に絡む選手への中傷を「アスリートにとって安全な場所ではありません」と告発しました。同じタイミングでNBAと主要スポーツブックが三つの賭けの種類を禁止することで合意し、WNBAも2027年シーズンから同じ制限を導入します。選手の安全を守るための規制が、ようやく具体的な形になりました。

オグウミケが語った「安全ではない場所」

オグウミケは10月12日から14日に開かれたFortune Most Powerful Women Summitに登壇しました。元WNBA選手会会長の彼女は「アスリートにとって安全な場所ではありません」と語りました。さらに、予測市場に付随する「私たちのパフォーマンスをめぐる辛辣な言葉」に選手たちが苦しんでいると述べました。

彼女は「公には表に出ていない安全上の問題や懸念がたくさんあります」とも明かしました。EssentiallySportsによると、7月にはナターシャ・クラウドが、試合後にベッターから憎悪に満ちたメッセージを受け取ることが「日常」になっていると語りました。チェルシー・グレイはインスタグラムのストーリーで、人種差別的な暴言を送ってきたユーザーのスクリーンショットを公開しました。コートニー・ウィリアムズも、ベッターから嫌がらせと殺害予告を受けた選手として名前が挙がっています。

合意された三つの禁止対象と、そこに至る9月の動き

ESPNのシャムズ・チャラニアが最初に伝えた内容によると、NBAと主要スポーツブックは次の三つを禁止します。一つ目は、同じ選手の成績に対するアンダーを組み込んだパーレー(複数の賭けを組み合わせる賭け)です。二つ目は、最初のティップオフの勝者や、特定のショット・リバウンド・アシスト・スティールを最初に記録する選手を当てる「ファースト・オブ」系の市場です。三つ目は、1試合平均の出場時間が12分未満と見込まれる選手へのアンダーです。

NBAのスコット・カウフマン=ロス上級副社長はESPNに、問題のある賭けの種類を取り除くうえでのバランスがあると語りました。WNBAのリーグ広報は、この制限がWNBAにも適用され、2027年シーズンから有効になることを認めました。

背景には9月の動きがあります。9月中旬、男子の主要プロリーグは州の賭博規制当局に対し、ベッターによる嫌がらせを訴える共同メモを送りました。WNBAとWNBA選手会は当初この動きから外れて不満を表明しましたが、その後に合流しました。9月24日にはNBAとWNBAが正式に手を組み、規制当局へ修正版の要請書を送っています。

規制は嫌がらせの根を断てるのか

今回の三つの禁止対象は、いずれも一つのプレーや一人の選手の不調が賭けの結果に直結しやすい市場です。ファースト・オブ系は1本のショットで決着し、出場時間12分未満のアンダーは控え選手の数字だけで勝敗が決まります。選手個人に怒りが向かう構造そのものを狙った線引きです。グレイが公開した人種差別的な暴言のスクリーンショットや、ウィリアムズへの殺害予告は、中傷が個人の安全を直接脅かす段階に入っていることを示しています。

ただし、禁止されるのは市場の一部にとどまります。メイン市場の選手プロップや勝敗の賭けは残るため、試合後に選手へ矛先が向く構図は完全には消えません。オグウミケが「公には表に出ていない」と語った安全上の懸念も、賭けの種類を減らすだけでは解消しません。規制の本当の効果は、2027年シーズンに選手への中傷メッセージが減るかどうかで測られます。WNBAは禁止の導入を出発点に、スポーツブックとリーグが選手の声を直接受け止める窓口を整える段階に入りました。

引用:https://www.essentiallysports.com/wnba-basketball-news-nneka-ogwumikes-comments-trigger-major-betting-shake-up-as-nba-wnba-target-three-markets/

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