ジェイレン・ブラウン

ブラウンの『10,000%嘘』とスカラビンの撤回、ボストンに残った火種

 

76ersのジェイレン・ブラウンの代理人が、ブラウンはこの夏にセルティックスへ移籍を要求したという主張を全面的に否定しました。主張を口にしたのは、元セルティックスのブライアン・スカラビンです。代理人は主張を「10,000%嘘」と呼び、スカラビンは同じ日の夜に「厳密には、ブラウンはトレードを要求していない」と言い直しました。

スカラビンの主張とブラウン側の反論

Yahoo Sportsによると、NBCスポーツ・ボストンで解説を務めるスカラビンは26日、ブラウンが「条件のリスト」を持っていて、「これをやるか、さもなければトレードしてくれ」という趣旨の要求をしたと語りました。

これに対してブラウン側は、トレード要求は一度も存在しなかったと主張しています。Yahoo Sportsによると、ブラウン側の説明では、球団はどのみちブラウンをトレードすると本人に伝えており、本人が求めたのは行き先に対する意見を述べる機会だけでした。

スカラビンはその夜、「正確には、彼はトレードを要求していない」と述べ、実際の中身は「ここにある条件を満たせ、さもなければ」というものだったと語りました。要求の一例として、1億4000万ドルの契約延長を挙げています。

夏のトレードから続くテイタムとの温度差

ブラウンはこの夏、ポール・ジョージが加わる形のトレードで76ersへ移りました。この移籍の前には、ヤニス・アデトクンボを軸にした取引が成立しませんでした。ブラウンはセルティックス最終年のチームで中心にいた選手です。76ersにはジョエル・エンビードがおり、フリーエージェントでレイカーズを離れたレブロンも加わっています。

火種はトレード要求の有無だけではありません。ジェイソン・テイタムは、自身もトレードに不意を突かれたと語る動画に触れ、ブラウンはインスタグラムに青い帽子の絵文字を投稿しました。ブラウン側はテイタムの発言を嘘だと位置づけています。テイタムは金曜のニックス戦に勝った後に「確執はない」と語り、シャキール・オニールとコービー・ブライアントの不仲を引き合いに出しました。ブラウンは翌日に「確執はないが、ラムチョップとグレービーソースくらいはあるかもしれない」と返しました。

整理すると、争点は三つあります。一つ目は、ブラウンが「トレードしてくれ」と言ったかどうかです。二つ目は、条件のリストが実在したかどうかです。三つ目は、球団がブラウンをどのみち放出するつもりだったのかどうかです。ブラウン側の説明は三つ目を軸にしており、本人が主導した移籍ではないという筋書きです。スカラビンの言い直しは一つ目だけを取り下げています。

金額に触れた点も見過ごせません。スカラビンが例に挙げた1億4000万ドルの契約延長は、要求の中身が金銭面に及んでいたと示す内容でした。ブラウン側がこの点にどう答えるかが、論争の次の焦点になります。

決着しない理由は、双方が事実を一つしか共有していないこと

この騒動で動かないのは、ブラウンがセルティックスを去ったという事実だけです。要求があったのか、条件を並べたのかという中身は、スカラビンの言い直しによってむしろ曖昧さが残りました。「トレードしろ」という言葉は否定され、「条件を満たせ」という言葉は否定されていません。

ブラウンとテイタムの言葉の応酬は、ボストンでの2人の別れがきれいなものではなかったことを示しています。76ersとセルティックスが顔を合わせる試合は、今季のNBAで最も感情を引き出す対戦の一つになります。

引用:https://sports.yahoo.com/nba/article/jaylen-browns-camp-shuts-down-report-that-he-demanded-a-trade-out-of-boston-its-10000-a-lie-041336170.html

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