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1位ワトキンス、2位ブッカー、ESPN初のモックが描いた2027年ドラフトの序列

 

ESPNは10月27日、2027年WNBAドラフトの初のモックドラフトを公開しました。全体1位に指名されたのは、USCのJuJu・ワトキンスです。2位にテキサスのマディソン・ブッカー、3位にノートルダムのハンナ・ヒダルゴが続き、上位3人はいずれもガードかフォワードの最終学年です。

1位から12位までの顔ぶれ

ESPNのモックでは、1位がヒューストン・コメッツ、2位がトロント・テンポ、3位がワシントン・ミスティクス、4位がシアトル・ストーム、5位がポートランド・ファイアです。6位と7位はLAスパークスが連続で指名し、8位がニューヨーク・リバティ、9位がダラス・ウィングス、10位がインディアナ・フィーバー、11位と12位はシカゴ・スカイが並びます。

1位ワトキンスは身長6フィート2インチ(約188cm)のガードです。2025年3月に前十字靭帯を断裂し、2025-26シーズンは全休しました。ESPNはコメッツの初代スターであるシンシア・クーパーになぞらえ、復帰はリーグにとって「特別」な出来事になると位置づけています。

2位ブッカーは通算平均17.1点、6.7リバウンド、3.7アシストです。課題は3ポイントの安定感で、1年目は30.6%、2年目は40.3%、3年目は28.4%と年ごとに大きく振れています。3位ヒダルゴは3年間で平均23.9点、通算スティール481を積み上げ、ESPNは女子大学バスケで最も恐れられるオンボールディフェンダーと評価しています。

数字が語る指名候補の個性

4位のキモラ・ジョンソン(バージニア)は3年時に平均19.5点、5.9アシストを記録し、3ポイントを103本沈めました。チームを2000年以来となるスウィート16へ導いています。5位のミカイラ・ウィリアムズ(LSU)はフィールドゴール成功率50.7%、3ポイント成功率42%で、ESPNはシーモア・オーガスタスとの類似を挙げています。

6位のS’ミャ・ニコルズ(カンザス)はフリースロー287本を打ち、243本を決めて全米最多でした。7位のサラ・シセはフランス出身のフォワードで、2026年のU20ヨーロッパ大会でMVPに輝きました。来年1月に20歳になります。

9位のテッサ・ジョンソン(サウスカロライナ)は3ポイント成功率44.8%(201本中90本)で、パワーカンファレンス所属の中ではトップです。10位のカミル・ピエールは平均11.9リバウンドでACCの首位に立ち、16.7点を挙げながらフィールドゴール成功率は52.5%でした。

ロッタリー前に見えてくる勢力図

1位と2位の並びは、実力の序列だけで決まったものではありません。コメッツ(旧コネチカット)は過去2シーズンで22勝66敗、勝率.250です。2026年に加わった新球団トロントは1シーズンで11勝33敗、こちらも勝率.250で、両者は同率です。ロッタリーの組み合わせ数が奇数ならヒューストンが有利になる決まりがあるため、ESPNはヒューストンを先に置いています。WNBAは2027年ロッタリーの詳細をまだ発表していません。

この表が示すのは、ワトキンスの復帰がドラフトの最大の変数だということです。ワトキンスが1位に入れば、コメッツは新天地ヒューストンで即座にフランチャイズの顔を得ます。逆にトロントがロッタリーで上位を引けば、ブッカーの得点力とヒダルゴの守備力のどちらかを軸にチームを組めます。

2枚持つLAスパークスの6位と7位も見逃せません。国内ガードのニコルズと海外出身のシセを並べる構図は、ドラフトが国内の大学だけで完結しなくなっている流れを映しています。ロッタリーの結果次第で序列は大きく動きますが、1位に最も近い名前はワトキンスです。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/50289437/mock-draft-2027-houston-toronto-was

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