WNBAファイナル第6戦を終えたアトランタ・ドリームのトンネルで、歌手のアッシャーが飛び跳ねながらエンジェル・リースに声援を送りました。2人は抱き合い、写真に収まりました。Yahoo Sportsによると、場面はドリームが球団史上最大の一戦を翌日に控えた夜のものです。ドリームはこの夜、ゴールデンステイト・ヴァルキリーズを80対69で下し、WNBAファイナル史上初の第7戦に持ち込みました。
リースが残した数字とトンネルの抱擁
ESPNによると、ドリームは第1クォーターを32対15で奪い、前半を46対26で折り返しました。最大リードは25点です。ヴァルキリーズは残り1分57秒で77対66まで詰め寄りましたが、流れを引き戻すことはできませんでした。
リースは15得点14リバウンド6アシストを記録しました。Yahoo Sportsによると、スティールとブロックは1つずつで、ターンオーバーは6、ファウルは5です。3ポイントは8本放って2本を沈めました。8本はリースにとってシーズン最多の試行数です。得点を大きく伸ばした夜ではなく、リバウンドとパスで試合を支えた夜です。ダブルダブルは今ファイナルで続いている流れの一部で、リースの存在感は数字以上にコートで際立ちました。
得点面を引っ張ったのはアリーシャ・グレイです。ESPNによると、グレイは3ポイント7本中5本を決めて23得点を挙げました。ライン・ハワードは21得点です。ヴァルキリーズ側ではギャビー・ウィリアムズがチーム最多の26得点を記録しています。
選手だけのミーティングが変えたベンチの空気
リースは試合後、「フィルムの前に選手だけのミーティングを少し持てたのが始まりでした」と語りました。さらに「みんなで話し合い、自信と、スワッグを取り戻すことができました。取り戻したのは見ていてはっきり分かったはずです」と述べました。ESPNによると、リースは「雨は永遠には降り続けないと、みんなにずっと言ってきました」とも語っています。
Yahoo Sportsによると、グレイは第4戦と第5戦で苦しんでいました。第6戦のグレイは3ポイントを5本沈め、その苦しみを打ち消しました。ヴァルキリーズのヴェロニカ・バートンは「第1クォーターの入り方は私たちにとって受け入れられないものでした」と認めています。ナタリー・ナカセHCは「相手が必死に来ることは分かっていました」と述べました。
High Post Hoopsによると、ドリームはリースが3ポイントを1本でも決めた試合で負けていません。2本を沈めた第6戦は、その傾向をそのまま映した試合です。リースは今季、最優秀守備選手賞、オールディフェンシブ・ファーストチーム、オールWNBAファーストチームに名を連ねました。守備と泥臭い仕事で評価を築いたリースが、外のシュートでも相手の守備を広げ始めたことが第6戦の核心です。
第7戦に向けてリースが握る鍵
第7戦はゴールデンステイトで行われ、どちらが勝っても初のWNBA王者が誕生します。ヴァルキリーズは第6戦の序盤で受けた15対32の差を教訓に、第7戦は最初の10分から全力で来ます。ドリームが同じ入りを再現できるかは、リースの外角と、グレイとハワードの2人が先に火を噴けるかにかかっています。
トンネルで見せたリースの笑顔は、重圧を楽しめている証です。重圧に押しつぶされる側と、重圧を燃料に変える側の違いが、第7戦の勝敗を分けます。リースは後者にいます。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!




