ゴールデンステイト・ヴァルキリーズのヴェロニカ・バートンが、同じ暦年にUnrivaledとWNBAの両方で優勝した史上2人目の選手になりました。最初の1人はチェルシー・グレイです。3月にミストBCで頂点に立ったバートンは、10月のWNBAファイナルでヴァルキリーズを球団初の優勝へ導く一員となり、1年で二つのタイトルを手にしました。
第7戦で刻んだ10得点10リバウンド
ヴァルキリーズはファイナル第7戦でアトランタ・ドリームを68-63で下し、シリーズを4勝3敗で制しました。ゲイビー・ウィリアムズが30得点を挙げ、うち28点を後半に集中させています。ティファニー・ヘイズが11得点で続き、バートンは10得点に10リバウンドを加えたダブルダブルでした。
得点の中心はウィリアムズでしたが、ガードのバートンが10本のリバウンドを拾った点は、ドリームの強みであるリバウンド戦を封じたヴァルキリーズの守りを象徴しています。派手さのない数字が、勝敗を分ける局面で効いていました。ヴァルキリーズは創設2年目で頂点に立ち、バートンはその主力の一人としてコートに立ち続けました。
グレイの2025年、バートンの2026年
グレイは2025年3月、発足初年度のUnrivaledでローズBCを優勝に導き、ファイナルMVPに輝きました。その年のうちにラスベガス・エーシズでWNBA王者にも就き、通算4度目の優勝を飾っています。
バートンは2026年3月4日のUnrivaledファイナルで、ミストBCの一員としてファントムBCに80-74で勝ちました。ブレアナ・ステュワートが32得点を挙げてMVPを獲得した試合です。ミストはレギュラーシーズンでファントムに0勝2敗と負け越していましたが、決勝で借りを返しました。バートンはそこから7か月後、WNBAでも頂点に立っています。
バートンは2025年にMost Improved Playerを受賞しています。リーグ屈指の成長株という評価を、2026年の二つの優勝で結果として示しました。
冬の3対3と秋の決戦をつなぐ道筋
Unrivaledは1月5日に開幕し、3月4日に決勝を迎えた3対3のリーグです。ファントムのケルシー・プラムは決勝で40得点を挙げ、14本中21本のシュートを決めましたが、ミストは前半を43-43で折り返し、後半にステュワートが最初の12点を連取して主導権を握りました。バートンはこの勝者の一員として、2026年の最初のタイトルを手にしました。そこから約8か月後に、2つ目のタイトルが訪れたことになります。
3対3で磨いた1対1の守備とスペースの使い方は、5人制のファイナルでも通用しました。第7戦の63失点という数字は、ヴァルキリーズの守備が最後まで崩れなかった証拠です。バートンが冬に積んだ実戦の量が、秋の10リバウンドを支えた土台です。ガードが二桁リバウンドを記録する試合は、守備からの切り替えが速いチームにしか生まれません。
2025年のグレイに続いてバートンが同じ道を歩んだことで、UnrivaledでのタイトルがWNBAの頂点への助走になる流れは偶然ではなくなりました。次にこの偉業へ挑むのは、2027年のUnrivaledで優勝を狙う選手たちです。ヴァルキリーズのバートンは、2026年にその最短ルートを実証した選手として記録に残ります。

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