ネッツが11月1日(日本時間2日)、インディアナポリスでペイサーズを98対90で破り、今季初勝利を挙げました。ClutchPointsによると、勝利の原動力になったのは2年目の20歳、ノラン・トラオレです。チーム最多の14点を挙げ、4本の3Pはすべて後半に沈めました。アシストは6、ターンオーバーは1です。
前半の停滞を後半で振り切った
ネッツは前半、シュート39本中15本の成功率38.5%で43点にとどまりました。試合全体では73本中30本(41.1%)、3Pは39本中13本(33.3%)です。ペイサーズも70本中28本(40%)と決定力を欠き、重い展開が続きました。ターンオーバーはネッツが15、ペイサーズが14です。
ペイサーズはタイリース・ハリバートン、イヴィツァ・ズバッツ、T・J・マコーネル、オビ・トッピンを欠いていました。ネッツも、エゴール・デミンが右脚の打撲、ミケル・ブラウン・ジュニアが背中の管理のため出場していません。
その中で後半に流れを変えたのがトラオレです。マイケル・ポーター・ジュニアは23点、9リバウンド、ジュリアス・ランドルは20点、6アシストと続きました。ただ、ポーターとランドルの2人はシュート31本中12本で、ターンオーバーが合計8に上っています。ベテラン2人が苦しんだ分を、トラオレが埋めました。
ネッツはこの日、3Pを39本放ちました。成功率は33.3%で高くはありませんが、13本の成功が試合を決めています。ペイサーズの得点は90点にとどまり、ネッツの守備が相手のリズムを断ちました。
数字で見るトラオレの上昇
ClutchPointsによると、トラオレはここ3試合続けて先発しています。直近4試合の平均は14.3点、4.0アシスト、2.0ターンオーバーで、シュート成功率は47%、3Pは39%です。この試合の14点は、その平均とほぼ同じ水準でした。
トラオレは試合後、「勝敗を分けたのは、みんながボールを動かし、毎回一番いいシュートを探せたことです」と語りました。ポーターは「きれいな勝ち方ではありませんでしたが、勝ちは勝ちです」と述べ、さらに「いいチームになるなら、こういう試合を勝ち切る方法を覚えなければいけません」と話しています。
ズバッツが欠場する中でデイロン・シャープは26分で15点、13リバウンド、4アシストを記録しました。ジョルディ・フェルナンデスHCは「彼がいなければ、この試合は勝てませんでした」と語っています。ベンチからはモー・ワグナーが14点、6リバウンドで貢献しました。
この勝利で、開幕から続いた重い空気は変わりました。ポーターが語ったとおり、内容は美しくありませんでしたが、シャープの13リバウンド、ワグナーの14点、トラオレの4本の3Pと、役割の違う選手が一つずつ得点源を担った勝ち方です。
若手中心のネッツが見せた現在地
ネッツのショーン・マークスGMは「次のネッツを探している」と語っています。トラオレ、デミン、ブラウン・ジュニアの3人は、チームで最も将来性のある若手に数えられています。
この勝利でトラオレは、先発ガードとして結果を出す若手というイメージを固めました。フェルナンデスHCがボールを預ける理由は、判断の速さとミスの少なさです。ターンオーバー1に対して6アシストという数字が、それを裏づけています。
ネッツの再建を引っ張るのは、ポーターやランドルではなくトラオレです。ベテランが不調でも勝てた試合は、若手が主導権を握る時代がネッツに来たことを示しています。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





