アトランタ・ドリームのリースが3ポイントを1本以上決めた試合は、今季これで16戦16勝です。ESPNによると、第6戦の前の時点で15勝0敗でした。第6戦でもコーナーから3ポイントを沈め、ドリームは80-69でゴールデンステート・バルキリーズを下しました。シリーズは3勝3敗のタイとなり、WNBAファイナル史上初の第7戦に突入します。
第6戦でリースが残した数字
リースは15得点13リバウンドのダブルダブルを記録しました。ESPNによると、3ポイントを決めたのは第2クォーターのコーナーからです。得点だけを見ればチーム内の主役ではありません。この試合の最多得点はグレイの23点で、グレイは3ポイント7本中5本を成功させました。ハワードも21点を挙げ、2人で44点を稼ぎました。
ドリームは第1クォーターに32-15と先行し、3ポイントを8本中6本、フィールドゴール全体では15本中11本を決めました。前半は46-26、最大リードは25点です。バルキリーズは前半34本中9本しかシュートを決められませんでした。終盤には残り1分57秒で77-66まで詰め寄られましたが、反撃はそこまででした。
試合後、リースは長く続いたシュート不振について「雨がずっと降り続けるわけじゃない」と語りました。
バルキリーズ側ではウィリアムズが26点でチーム最多、ヘイズが15点を挙げました。それでも前半のシュート成功率は34本中9本、約26パーセントにとどまり、25点差を背負う展開では個人の得点が試合の流れを変えるまでに至りませんでした。ドリームは序盤の13連続得点で6-5から一気に抜け出し、そのまま主導権を渡しませんでした。
16-0という数字の意味
HITCの記事によると、リースはパワーフォワードとして起用され、3ポイントの名手という評価は高くありませんでした。それでも今季はリースが外から1本沈めた試合でドリームが負けていません。この数字は、リースの3ポイントそのものが勝因だと言い切るものではありません。ただ、リースが外のシュートを打てる状況は、相手のディフェンスが内側に寄り切れていない状況を示します。その状況ではグレイやハワードが空き、ドリームのオフェンスは回ります。
第6戦はその典型でした。リースが決めたコーナーの1本が、バルキリーズの守備を外へ引き出しました。第1クォーターのドリームは3ポイントが8本中6本という高確率で、守る側が外を意識せざるを得ない形が最初に出来上がっていました。
第6戦のリバウンド13本も見逃せません。リースが内側で13本を確保し、同時に外でも1本決める役割を果たしたことで、ドリームはインサイドとアウトサイドの両方で相手に選択を迫りました。バルキリーズが第7戦で守備の的を絞るなら、まずリースをペイントから遠ざけるか、外のシュートを打たせないかの二択になります。どちらを選んでも、グレイとハワードに対するマークは薄くなります。
第7戦に向けたドリームの条件
第7戦はゴールデンステートで、土曜日の東部時間午後8時に始まります。日本時間では日曜午前9時です。バルキリーズのバートンは第6戦の入りを「受け入れがたいものだった」と振り返り、ナカセHCは「相手が必死になることは分かっていた」と述べました。バルキリーズは第1クォーターの失点を修正して臨みます。
ドリームにとっての条件は明確です。リースが外のシュートを1本でも決めれば、今季の戦績は16勝0敗から17勝0敗に伸びます。逆に、リースの3ポイントが止まれば、ドリームは今季初めてその前提を失います。第7戦の勝敗は、アウェーでリースの最初の1本がいつ決まるかに左右されます。

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